アニメがたり【2017春,Vol.1】
こんにちは。るっぴーです。
私が視聴した2017年春アニメの評価と雑感をざっくばらんに書き綴ってみたいと思います。
今回取り上げるのは
「エロマンガ先生」
「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」
の3本。
ほどほどにお付き合い頂ければ幸いです。
※タイトル後の()内の数字は10段階評定です。
※ネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
エロマンガ先生(8)
画像引用元:© 2016 伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
原作は全く無知であったが、タイトルのドストレートさに惚れて視聴確定。
展開にも飽きることなく、最後まで見逃せなかった作品。
登場するヒロイン全員が個性的でチャーミングだったのだが、何と言っても紗霧ちゃんが可愛かった。
12話の頭を撫でられて恥ずかしがるシーン等はたまらない(これがあっただけでも11話で終わらなくて良かった…)。
個人的に一番好きだったのは11話のマサムネとエロマンガ先生との馴れ初めエピソード。
絵が描けない人にとっては、ファンイラストを送ってくれるのってこれ以上なく嬉しいんですよね(当ブログもどしどしお待ちしてます)。
OP、EDは共にアップテンポで元気が出てくる良曲。ずっと聴き続けていられる。
EDの映像に関して言えば、2話の終わりから洗濯シーンに上手く繋げたのは見事。
終盤で山田エルフ大先生編、千寿ムラマサ先生編になったり、最後には風呂から出たマサムネと鉢合わせてしまったりと、バリエーションに富んでいて非常に楽しめた。
色んなキャラが言っていた「ハァァ?」を始めとする擬音語セリフ部分だけをまとめた動画とか面白いと思うんだけど、どこかに転がってないですかね。
終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?(8)
「すかすか」。これもタイトルに惹かれて視聴開始。
妖精兵器として戦闘に出なければならないため、絶対に救われないことが分かっている中でも幸せを掴もうとする少女達の姿が印象的であった。
最初から最後までメインヒロインのクトリがひたすら可愛い。
侵食が進み、自我が保てなくなりつつも懸命にヴィレムと一緒にいようとする仕草がグッとくる。
ヴィレムと一緒に幸せになって欲しかった…
終盤の戦闘描写の細かさには目を見張るものがあり、残酷さも含めてシナリオが丁寧に作り込まれていると感じた。
クトリ覚醒シーンの秀麗さは今季アニメでもトップクラスだったと思う。
ラストシーンの赤ちゃんはクトリ本人で、本編全体を通してクトリの一生を描いていたのではないかと思うのだけど、詳しくは原作で…ということなのでしょう。
ヴィレムとクトリのデート編とかティアット主人公編とかその辺を詳しく描いた続編に期待。
武装少女マキャヴェリズム(6)
画像引用元:© 2017 黒神遊夜・神崎かるな/KADOKAWA/「武装少女マキャヴェリズム」製作委員会
最初視るつもりは全く無かったのだが、作業用BGMで聞いていた今季のアニソンメドレーに伊藤美来さんが歌うOP曲が入っていてクセになり、アニメの方も気になり始めた。
執筆時点の前日(7/1)にAbemaTVでやっていた振り返り一挙放送、最終話放映で全話視聴完了。
自由な作風と勢いの良さで楽しめた(イッキ見補正が入っている)。
型を取ったり技を出したりする度に画面にルビ付きで表示されるのが親切。戦闘シーンのカット数の少なさ(予算…)を上手く補っていたように感じた。
剣法には全く詳しくないのだが、実際にある型も使われているとのこと。それでここまで面白くできることに素直に感心してしまった。
最後まで背景がよく分からなかったのが残念でならない。
何故「矯正」が必要なのかも何故主人公がここに転校して来たのかも詳しくは語られていない。
11話が総集編並に回想シーンが多く(斬々の自動回想反撃?)正直不要だと感じた。
話数を調整してシーンの使い回しを減らせばもう少し評価できたかも。
五剣は最終的にみんな好きなキャラになったのだけれど、鬼面を外した時の輪ちゃんは特に素晴らしかったです。
次回、Vol.2では
「正解するカド」
「月がきれい」
を中心に取り上げたいと思います。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。